監督生くん 2020-07-26 10:45:37 |
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さぁ、傷を見せて。先ずは手当からだ小さな傷だからと油断してはいけないからね。
(辿り着いた寮の己が部屋にて、彼の定位置と言ってもいいだろうベットの縁へと誘導すれば隣へと腰掛けて。少し血の滲む患部へと消毒液を垂らしてやれば、染みて痛がるがいいと念を込めつつも的確な手取りで進めていき。ある程度ガーゼや絆創膏で覆った腕をそっと撫でてやる、布越しでも分かる彼の体温の高さに顰めていた眉間の皺も薄まり部活を終え疲れているのだろう。そっと彼の肩へと頭を預ければ再び溜息を零しそれでも穏やかに流れる部屋の雰囲気と相手の存在に厳格な女王は肩口へと額を擦り寄らせた。「…やっと僕達だけの時間だ。」ある意味人気者の彼、僕の…嗚呼僕だけの彼なのにきっと彼にそんな気持ちなど微塵も無いのだとしても相手に出来た他者からの傷など忌々しい以外の何者でもなく落ち着いたとしても秘めるべく熱を持つ感情に少しでも落ち着くべく強く彼の右腕を抱きしめる。「お分かりだね。君は僕のモノなのだからあまりおいたが過ぎる時は首をはねてしまうよ…、」冷たく覗かせる目線の先彼の漆黒の瞳を見つめて)
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