名無しの管理人 2020-07-20 21:40:02 |
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>>ALL
あーあー、羨ましいこった。
(艶やかな女の声が遠くに聞こえるのを後目に、端末の電源を落とした。未だに電話機能くらいしか使えないのだから、会話が終われば用済みだ。胸ポケットに粗雑に突っ込むと、ついでにタバコを取り出す。安くてまずい、量産品のタバコ。昔好んでいた手巻きタバコの方がよっぽどうまい、そう思いつつ箱を振って一本手のひらに出した。先端に向けてふっと軽く息を吐けば、タバコに火がつく。自らが簡易式ライターのようなものだ、と苦笑する。胸ポケットに入ったジッポライターと銃はお守りのようなもので、使うことなどほとんどない。さてはて、中に何かがいるのは間違いないが、爆撃音が鳴り響いているせいで聴力で中を伺うことは出来ない。老体には堪えるものがあるよなあ、とため息を零し、異能力で火を灯したタバコを咥えながら荒れ果てた工場に足を踏み入れ)
(/まず、補足です。銀のジッポライターも親友の遺品です。愚息は銃ではなく、基本的に異能力と持ち前の身体能力のみで戦います。付け加える形になってしまってすみません。これからもこういうことはあるかもしれませんが、温かい目で受け入れてくださると幸いです。
どなたでも絡んで下さると嬉しいです!よろしくお願いします!長々と失礼しました。)
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