匿名さん 2020-07-16 23:07:51 |
通報 |
>アーニャ
夏祭りかあ……良いね。うん、行きたい。でも、俺浴衣持ってない。あと三日だし、買いにいかない……?俺、アーニャに選んでほしいなあ……だめ?
( 彼女頑張って誘われた夏祭り。自分から行こうと思うことはないけれど、彼女に誘われたとなれば別。普段は一緒に帰ろ、デートしよと己から誘ってばかりだからこそ嬉しい。断る理由なんてひとつも見つからなくて、言葉を肯定するように絡めた指にそうっと力を込める。こくりと頷いて微笑むと、それからすぐにおねだりを。普段見られない彼女の浴衣姿が見られるせっかくのチャンスを無駄にするわけにはいかなくて。可愛い姿が見たいし、せっかくなら自分も合わせたい。首をこてんと傾げて反応を窺おうか。勿論彼女が浴衣なんて嫌だ、ラフな服装が良いと口にしたらやめるつもりで。どっちでもいーよ、と視線を送っては、にこにこと頬緩ませながら彼女の答えを待って。 )
>ゆーくん
梨々もまったく同じこと考えてた……!ゆーくん何でも似合いそうだから困っちゃう!
( 考えが一致していたらしく、まさに以心伝心とはこのことだと嬉しく思うと甘えるようにすり寄り。それからすぐに離れると生徒会室を後にして。ショッピングモールに入ると涼しさが体を包み、汗がすっとひいていく気がして快適だった。どこの店にも多数並ぶ浴衣たち。赤白黄、青黒紺。見た目にも鮮やかなものが多く取り揃えられていて見るだけでも楽しい。どれでもきっと予想以上。どんな浴衣が良いだろうときょろきょろ探し回り。これはもう自分一人で決められる気がしない。珍しく優柔不断な面が顔を出しては、複数の浴衣を手に取ってうーんと悩み。とはいえ彼に決めて貰うのはまた違う気がする。ダブルデートの相手である親友の彼氏と色被りするのも良くないか、と頭の中はぐるぐるしていて )
ゆーくんが素敵すぎて決められないっ!
トピック検索 |