ロキ 2020-07-12 22:45:10 |
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( 彼女がお湯を張ってくれたのでゆっくり温まる事ができ。彼女の元へ戻ると、彼女が気付かないのをいい事に夕食を作る姿をじっと見つめて。キッチンに立ち、エプロン姿で手際良く野菜を刻む様はいつ見ても見惚れてしまう。しかし今までのそれは、もっと純粋な感情だったように思う。少なくとも、不意に後ろから抱き締めてしまいたくなるような、こんな衝動的なものでは無かった。──本当に今日はどうかしている。雑念を振り払うよう一度瞳を閉じ息を静かに吐き出してから目を開けると、今部屋に戻ってきたかのように声をかけ )
──アヤナ様、お風呂ありがとうございます。いいお湯でした。何かお手伝いしましょうか。
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