( 体育館の入口に着くなり『 及川くんと付き合ってるって本当?? 』などと聞かれ受け答えをしており。別に隠している訳ではなかったが言い触らしている訳でもない為、知らない人が居るのも事実。涙を浮かべ走り去る女子生徒の背を見遣り気まずそうに頬を掻くと、徐に体育館内に戻り声を掛けて。 ) ────及川先輩、今日先帰ってますね…??