《 相互 》愛しの貴方《 版権 》

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 山椒魚  2020-07-02 22:53:04 
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 愛しの貴方と夢の中___まだまだ覚めたくない、




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  • No.23 by  シュタイン / 曇 瀬名  2020-07-18 11:45:26 




 シュタイン

( 張り詰めた空気が彼女を困らせていることを気付かせる。部屋に戻って椅子に座り天井を見上げる。「 何のために__か 」自分で彼女に問うていながらも、自分自身直ぐに答えが浮かぶものでもない。それを答えさせるなど教師としても、パートナーとしてもいけないのだと。自分は、何のために強くなるのか。原動力となる気持ちが自分は何なのか頭を巡らす。彼女は一体何を答えようとしたのだろうか、俺のため?いや、そんなことはない。彼女からの少なからず他より好意を抱いていることくらいはわかるが、それが自身の原動力に繋がっているとは思っていない__と、自分のことを考えようとしたときに彼女の思考を考えてしまう。パートナーとして、というよりもこれでは自分が彼女を好いているみたいだ。自嘲気味で見上げていた視線を机へ落とし「 俺が、俺のことをわかってないのか_ 」呟いては作業に戻る。数分後、何なら食欲を掻き立てるいい匂いがしてきて彼女が朝食を作ってくれていることに気がつき、作業を中断させる。リクエスト以上のものを作り上げる彼女に流石だと感心していれば扉の向こうから声がして腰を上げる。ゆっくり扉を開けば、視覚的にも食欲をそそるそれが目の前に「 おや、料理ができたんですか 」少し意地悪な言葉を投げかけながら彼女を部屋へ招き入れ )

いい匂いだ。


 曇 瀬名

( 彼の言葉を一言一句逃さず聞き、自身の胸の中へ落としていく。厳しくも、優しい言葉がどうにも心地がいい。怒られているのは百も承知だが、彼が自分を思って言ってくれていると思っただけで胸が張り裂けそうだ。これがどんな感情なのかは問題ではない、家族愛、恋愛、そんな言葉に置き換えなくてもいい。ただ彼が今自分の目の前にいて、こうして共に時間を過ごせるだけで満足だ。叱りを受けながらも優しく、自身の頭を撫でてくれるその温もりに思わず一滴の涙を溢す。表情こそ変わらなくとも溢れんばかりの感情が涙として姿を現した。「 ごめんなさい 」小さく、弱々しい謝罪。階級だって、成果だってどうでもいい、ただ彼を守る、彼に心配をかけないくらいの強さがほしい。強く膝の上に置く自身の拳を強く強く握りしめた。彼の問いに我へと返ればすぐに顔を上げ首を横に振り「 いえ、そこまでではありません。少ししたら蝶屋敷で診てもらいますので、大丈夫です 」彼の気遣いを嬉しく思いながら、「 杏寿朗さん、自分は少しお腹が空きました 」ほんの少し頬を赤らめながら自身の腹をさすり、先程からするいい匂いに腹の音すらしそうなのを我慢していた。視線を彼から腹へと移し顔を若干伏せたタイミングで先程の話に戻るような一言を )

でも、自分がいつも生きて帰ってこれるのは、この家に杏寿朗さんがいると思うからですよ。


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