▽▲ 2020-06-30 14:04:11 |
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「そうか。まぁ俺も社会人になるまでそんな感じだったからなぁ。……まさにその通りだよ」
(彼女がいても別れる未来しか見えないと言われれば、実際にその通りだったためげっそりと言って)
「そう。んで、ちゃんと相手と会話していい塩梅を見つけるには余裕を持ってることが大切だ。自分があっぷあっぷな状態じゃ他まで気が回らねーのさ。自分が溺れそうな状態で人のことまで気にかけられるわけもないだろ? だから溺れそうな時は逃げるなり離れるなりするのも手だ。苦しんで溺れるよりはな」
(何事もなく現在まで来たというのなら、一体何があって家出をしたのかと思いつつ、まぁ何かきっかけがあったのだろうと考え。少女が何を思って家出したのか分からないなりに、苦しいなら家出という行動もありだと遠回しに言って)
「それも立派な目標だ。見つかるといいな」
(そうこうしながら歩いているうちに自宅である賃貸マンションにたどり着いて。ポストをチェックするも郵便物は入っておらず、そのままエレベーターに乗ると少女が乗るのを待って5Fのボタンを押して)
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