なくはないんじゃねえか。にしても、仕事が好きにこしたことはねぇからな。そのまま就職でもするか? (想像以上に今のバイト先は性にあっている様子で、そのまま進路が決まれば万々歳だな、と鎌をかけるような聞き方をしてみて。頬杖を次こちらを伺うような目線には片側の口角をあげニヒルに笑ってみせながら「合格ラインだな」と返す。どことなくこちらを探るような笑みに、ついでとばかりに額を軽く指で弾いてやって)