(歩いていくうちに後ろから聞こえていた声の主はこちらに並ぶように歩いてきて自分の着物の袖を掴んできた。そして次に言ってきた言葉は「ありがとう」。それだけでも彼には心が温まることで表情を綻ばせると) 俺にとっても主は大切な存在だからな。これからも少し口うるさくなると思うがまあ、容赦してもらいたいな (片方の手で自身よりも小柄な少女の頭をポンと撫でて)