やれやれ、主となるからにはどんな者かと思えば……ただの可愛らしい女子ではないか (時間を指定してしまえばさっさとどこかへ行ってしまった彼女をまるで見守るように笑いながら見守ると指定の時間までまだ余裕があり自分はと言えば特に準備することもないためしばらく庭の紫陽花を見ていたがやがて時間が近づいてきて縁側から立ち上がり歩き出し)