リンボ%% 2020-06-16 17:27:42 ID:4a16c616e |
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「ん?おう、いいよ」
ルイアはロンに呼びかけられるが、ルイアくんと呼んでいいかということだった。ルイアは、二つ返事であっさりと了承する。
「とってもよくわかったヨ!」
「ナカナカオモシロカッタゾ。ヨハマンゾクジャ」
「よくわかったし、初めて会ったけどアルト達の話がたくさんできて、よかったよ。おいらも楽しかった」
アルトの呼びかけに対して、ルイア達はそれぞれ感想を述べる。
「……あ。もうすぐ食べ終わりそうネ。ルイアにもハーブティーいれるヨ!」
「悪いね」
すると、ルイアがオムライスをあと少しで完食しそうなのを見たゴゴットが席を立ち、ハーブティーを淹れに行こうとする。
ルイアの言葉に、ロンは微笑みを浮かべながらアルトのことが好きだと言う。それは仲間としての意味のようだが、アルトは顔を真っ赤にさせて動揺し、スピカが呆れた目で宥めている。
「ヨイナカマニシタワレテオルノウ」
「…………。あぁ……」
さかな王子は素直に、アルトは良い仲間に慕われていると思って発言する。その一方で、ルイアは何も言葉を返さず、呆然と眼前で展開されている光景を見つめている。ここで、ようやく理解したのだった。
ちょっと何かを考える表情になった後、ロンに向かって話しかける。
「たしかにそんだけ付き合いある仲間で、まぁ振り回されることもあんだろうけど……ロンは、アルトのどんなとこがいいんだい?」
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