匿名さん 2020-06-13 19:48:31 |
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さすがに方言まで規制するようなことはしないわ。アイデンティティだし、みやこさんの良さなんだから。メラクさんも他の人たちも、考えすぎて負担になってしまうのは申し訳ないのだし……無理はしないで頂戴ね。台詞の件はまったく問題ないわ。私も台詞を分割することはあるし、何なら括弧中に入れてしまうこともあるし。だから、やりやすい方法で返してくれれば大丈夫よ。
◇槙田莉緒
良かったー!みやちゃんはすぐ友達たっくさんできそう!楽しくなりそうで僕も嬉しい!
( うんうんと満足げに頷くと笑みを浮かべて。つまらなくなりそうだった日常に色がついた気がして、何だかわくわくが止まらない。新たな出会いはいつも新たな風を運んできてくれるのだ。黒板を見たところで、並んでいるのは興味のない文字列。楽しくできる人がいる一方で、あまり意味がなさそうに思えるタイプの己には関係のないこと。面倒だし、強制されないのならわざわざ入る必要もないだろう。先生が此方を見ていないのを良いことに、緩く頬杖をついて考える。正しくは考えているふり、なのだが。委員会よりも部活動の方が数段やりがいも楽しさも感じるのだ。目立つのは嫌いではないけれど、誰かにやらされるのは好きじゃない。彼女の言葉にはゆるゆると首を振って応じ。やるつもりはないという旨の意思は伝えながらも、彼女がやりたいというのなら自分も合わせようとの意思表示を。いくら嫌でも仲間がいれば大丈夫な気がするのだ )
んー……僕は部活動だけやっていたいかな。委員会って大変なわりに目立たないし。みやちゃんはやりたいって思う?
◇桜田煌
願いを叶えてくれる場所、って僕のクラスでも話題になっていたんです。だから僕もお願いしたいなって思って。おじゃましまーすっ。
( ノックをしてから少しの間を置いて開かれた扉。途端に化学室らしい薬品の香りがふわりと広がった。慣れない匂いだが、不思議と嫌だとは思わない。目の前で揺れる銀色の髪が美しい。こんな人がたくさんの薬を作っているのか。彼女のことは噂を通じてしか知らないが、見た感じは化学室に籠るタイプには見えなかった。同じ位の背丈であるけれど、受け入れて貰おうとやや上目遣いを。甘えるような声色で茶目っ気たっぷりの笑顔。所謂表の顔というものだ。無事に入れて貰えると、促されるままにソファーへと腰掛けて。それから数秒、願いを打ち明けようかと躊躇い。とはいえ、彼女は自分のことは然程知らないらしい。ファンに公言するわけではないのだ。膝の上で自身の両手を握ったまま、意を決して事情を話し )
口にするのは恥ずかしいんですけど、僕、今度の定期テストがピンチで。だから、記憶力を良くするのとか、成績が上がるとか──そういう効能のあるものがあったら欲しいなと思って。対価は僕に出来ることなら協力しますよ。仕事との兼ね合いもあるから、ずっと此処にいることは出来ないけれど。
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