青年 2020-06-04 22:55:13 |
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そんなにかしこまらなくて良いよ。大丈夫。(礼儀は必要であるが、それでも堅苦しいのはあまり得意ではない。これから共に過ごすことになるのに距離が遠いのは居心地も良くないだろう。そっと頭を撫でてやりつつ微笑んで。扉をぱたんと閉めた途端に泣き出す彼。天涯孤独、無理もない。誰よりも苦しいはずで、だから自分が支えてやらなければ、と親心らしきものを覚えては特に言葉を掛けることもなく背中をぽんぽんと擦ってやり。「気にしないで。見苦しいなんてことないからね。今はまだ難しいだろうけれど、俺のことを頼ってくれて良いんだよ。我慢なんて必要ない」離れてすぐの謝罪には苦笑いをもって応じ。荷物をリビングへと運ぶとそれらを置いて彼へと視線を向けて)疲れたでしょう、お茶にしようか。蒼眞は何が好きなの?
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