青年 2020-06-04 22:55:13 |
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(自身の姉が亡くなって数日。苦しい思いは変わらず、週を挟んでも消えない記憶が側にいられなくなっても尚存在感を強調しており。どうしようか、虚無感の中で台本へと目を走らせていれば、聞こえたのはインターホンの音。そういえば今日は甥が来る日だった。テーブルの上に書き置きしておいたメモを見て思い出しては、急ぐことなくゆったりとした足取りで玄関へと。扉を開くと、目の前にいた彼を招き入れるべく微笑んで出迎えて。天涯孤独となった彼はきっと自分よりもずっと寂しくて辛いはず。不安にさせないように、と柔らかな口調で言葉を紡いでは、荷物を受け取るべく手を伸ばして)蒼眞。いらっしゃい。荷物、預かるから入ると良いよ。
大丈夫、ありがとう。俺は結構ロルにムラがあるから、文章量についても返しやすい分量で構わないからね。それから、相談ごとがあったらちゃんと話すこと。君に無理はさせたくないし、返しにくかったら書き直すから教えてね。
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