とある設定厨(翠亞) 2020-05-27 18:59:10 |
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???:
恐れるならば抗うな、ヒトの子よ。俺は天地鳴動の災厄だ
( イングリットかウィアドか、どちらへともなく言い放つ。それが戦意を消失させるための脅しなのか、今からナニカが始める悲惨な時代の幕開けの言葉なのか。君の制止も虚しく、勢い良く飛び掛かってきたウィアドのシミターを両刃剣で弾く、その武器は見目にはあまりにも重厚だが、蓋しナニカはそれを軽々と片手で振るう。そして体勢を崩したウィアドの頭を白く骨張った手で鷲掴みにして )
貴様の知る全てを吐いてもらうぞ、忌むべき始祖の僕よ
( ――瞬間、閃光。ナニカとウィアドの足元に、ヴンと音を立てて魔法陣が瞬間的に顕現する。そうして、二人を包むような白銀の光が天を穿つように円柱状に放たれ、同時に不可視の衝撃波がナニカを中心に波状に広がった。それは防ぐ術のない暴風のごとく、軽々と君を吹き飛ばしてしまうだろう。そうして後方にあった瓦礫か岩か木か、いずれかの物体に叩き付けられ、君は意識を失うだろう )
↓ ↓ ↓
( 夜は明け、太陽は完全に昇り切っている。清々しい陽光は、その輝きをもって壊滅した村を容赦なく照らし上げる。周囲にナニカの姿はなく、ウィアドの姿もない。君が意識を取り戻したまさにその直後、ざくりと地を踏む音と共に現れたのは―― )
>■分岐②:現れたのは誰?
⇒「 黒いお団子ヘアに簪、唐紅の着物の女 」「 銀色の髪に完全に目の隠れるベネチアンマスクを付けた男 」「 フェドラを被った如何にも探検者風貌の男 」
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