― 紅蓮地獄は君を呼ぶ ―〆

― 紅蓮地獄は君を呼ぶ ―〆

とある設定厨(翠亞)  2020-05-27 18:59:10 
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理知なる遊星よ、真実を欲するならば月魔の王を恐れるな

絶えず歩み続けよ、たとえそれが薄氷の路でも――


【 お相手様決定済み 】




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  • No.5 by 設定好き  2020-05-27 21:48:46 


Name / イングリット
Race / ヒト
Age / 26
Gender / 女性

Temper / 周囲に好意的な印象を与え、波風を立てないように一見していい子・いい人の振る舞いをするが、その本質は他者からの心証を良くしたいがための処世術と割り切って行動する、ある種の利己主義者。幼い頃から両親を含めた周囲の大人たちの顔色を窺う事が多かったためか、そのように振舞う方が何事も合理的かつ円滑で、ひいては存在を認めて愛してもらえると言う考えが根底にある。故に自身の核心に迫るような感情や思いについては積極的に表に出すことを恐れているような節があり、その手の情緒的な話題となると一気に口下手かつ歯切れが悪くなりはぐらかそうとする節がある。
そのような不安定さを覗けば思慮深くも好奇心旺盛な学者気質。未知とされている事柄の探求に余念がなく、普段は大人びた態度を取ることも多いが、新たな発見や学説の前では目を輝かせる姿が見受けられる。死んだら研究は出来ないしフィールドワークは体が資本、などと言う本人としては至って真面目な理由から、日々の鍛錬は怠らないようにしている。

Height・Weight / 161㎝・55㎏
Face / 浅葱色のやや吊り気味の瞳。睫毛が長く二重で、すましたような表情が多いためどこか怜悧で近寄りがたい印象を与えるが、笑うと一気に雰囲気が和らぐ。肌は色白だが健康的な肌色。
Hair / 背中を覆う長さの淡い亜麻色の髪。前髪は目の上辺りで切り揃え、横髪は前に垂らした状態で後ろで緩めの三つ編みに纏めて紺のリボンを結ぶ。艶がありさらりとした髪質のため、激しく動くと三つ編みが解けることも。
Body / 程よく鍛えられ、引き締まったすらりとした体型。辛うじて凹凸はあるものの、女性らしさにはやや乏しい。

Clothes / 膝上丈の白いノースリーブのワンピースに、金属製の胸当てと腰当て、二の腕まである指抜きの長手袋を装着。その上から濃紺のフード付きショートケープを羽織る。足元は伸縮性のある膝上までの白いソックスに、ケープと同色のショートブーツ。町や村での滞在中など、比較的安全な場所では金属製のアーマーやケープを外した軽装となる。
装飾品はウィアドとの揃いの品である水晶のピアスと、かつて母から譲り受けた金環にサファイアをあしらったチョーカーを日々欠かさず身に着ける。

Arms / 彩銀石製の長剣を腰に佩き、鋼製のナイフを太腿のベルトに挿す。

Wonder / 【氷雪】氷や冷気を操ることのできる奇跡。主に氷塊や氷槍を使用した攻撃や、吹雪を起こしたり対象を凍らせるなどの、敵の懐に入るための目晦ましや足止めとして使用する事が多い。視認できる範囲がそのまま奇跡を起こせる範囲だが、剣を振るいながら安定して扱えるのは自身を中心に五歩で辿り着ける範囲まで。体力の消耗は作り出す氷の量や硬さ、または冷気の効果範囲の広さに比例する。

Notes / 学者兼冒険者として大陸中を飛び回る両親の間に生まれ、調査研究等で家を空けがちな二人から依頼を受けたトウィリト村の大人たちに育てられた。その中で教会の神父にもお世話になっており、教会育ちのウィアドと自然と一緒に過ごすようになったのが今の関係の始まり。教会の手伝いや時折村へと帰って来る両親からの土産話から、三大女神とその伝承、月魔や奇跡などについて興味を持ち、フィールドワークを趣味かつ生業としている。ウィアドの手前口にはしないが、三大女神については信仰しているものの、抱く思いは学術的興味の方がやや高い。
趣味の時間と夜の静けさ、甘いもの、ウィアドの髪や毛並にブラシを通すのが好き。辛いものと人の多い場所が苦手。距離感の無い人と無知のままでいることが嫌い。
ウィアドへと抱く思いは親愛と独占と羨望。付き合いの長さ故か実の家族以上に大切な存在であり、唯一無二の相棒。向けられる思いには気が付かない振りを決め込んでいるのに、他の人と親しげにしているとつい名前を呼んでしまうような、そんな独占欲を抱く。また、利己的な己とは違って当たり前に他者のために行動できることを羨ましくも思う。傍に居ると誰よりも落ち着くが、その分ふとした瞬間の自己嫌悪も大きめ。
それまでは一、二年おきに数ヶ月間は帰って来ていた両親と最後に会ったのはもう七年ほど前で、彩銀石製の長剣はその時のお土産。剣術と奇跡の扱いは冒険者でもある両親仕込み。ウィアドとの遺跡巡りの旅は趣味と実益を兼ねたものだが、生存は絶望的だと理解しつつも、無意識のうちに両親の足跡を追っているような節がある。

Prologue / >■分岐①:恐怖

(故郷へと思いを馳せながら歩く夜明け前の静寂を破ったのは、天地を貫くような火柱と稲妻。おおよそ自然発生ではあり得ない、いっそ感動的なまでに鮮やかな蒼と紅の発生源は過たず目的地であるかの村の方角で、隣を歩く相棒と思わず顔を見合わせてから地を蹴り足を進める。村へと近づくにつれて惨劇の気配は濃くなっていき、嫌な予感を裏付けるかのように断末魔が響けば、それすらも破壊の轟音へと呑み込まれていって――思わず眉を寄せてきつく前方を睨むように見据えたところで、燃え盛る思い出の地が視認できるようになれば、同時にその中心に佇むナニカが目に入る。――絶望の具現のような光景の中で、墨を落としたような黒い翼と、美しい顔を伝う場違いな雫が嫌でも目に付いた)

――――何を泣くの。

(ぽつり。呟くように口を吐いて出た言葉は、自分でも驚くほどに平坦で、静謐に満ちたものだった。腰の長剣は鞘の外からも分かる程に強い赤を放っており、相対する存在の底知れなさに肌は粟立ち、微かに震える手はその柄に触れることさえ適っていないのに。今すぐに逃げなくてはいけないと心臓が早鐘を打ち、ともすればその場に崩れ落ちてしまいそうなのに。怖くて仕方がなくて、本能的な畏怖にほとんど何も考えられなかったせいで、自分が何を口走ったのかすらも分からない。衝撃も過ぎると逆に冷静になるとはよく聞くが、これもそう言うものなのだろうか――全く冷静ではない状態でそんな事を考えたからか、結果的に少しばかりの平静さを取り戻しては、こちらを振り返ったソレから視線を外さないままに隣のウィアドの様子を窺う。目の前の光景に動けないのは同じのようで、違いと言えば武器に手を伸ばせている事くらいだろうか。とは言えアレと戦って勝てるとも思えずに、どうすれば生きてこの場を離れられるかと言う事だけを考え続ける。命を焼く業火に晒された空気が呼吸するたび肺を焼くようで、息苦しさを感じて一筋の汗が頬を伝った)

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