とある設定厨(翠亞) 2020-05-27 18:59:10 |
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……その様子だと、ご両親から便りすらも無いんだろうな。無理に話させてしまったな、済まん。
( いくら慮っても余りある恐怖や動揺は、己の胸に一筋の後悔を抱かせる。辛い記憶を呼び起こさせてしまったことを詫びつつ、冒険者特有の硬く骨張った手で、君の華奢な肩へと暖かく触れて。 )
嬢ちゃんや相棒が出会ったのは、きっと「月魔の王」だ。外見の特徴からして間違いないだろう。伝承上の存在とばかり思っていたが……、きっと彩銀石もこの上ない真紅だったんだろう?
( 恐怖とは、未知のものに抱かれることが多い。ゆえに、君の恐怖の根源たる月魔の王について少しでも紐解かんと、数々の冒険の中で得たニッチな知識と、それから導き出される推論を披露して。 )
つまりウィアド君は行方不明という事だね。…済まんがこの村に至るまでの道中、俺は誰ともすれ違わなかったよ。――ともかく村はこの状態だし、何せ辺鄙なところにあるからなあ。嬢ちゃん、これからどうするつもりだい?
( 殺害されたのではなく捕らわれた、という表現には違和感を覚え、腕を組んで唸りながら考えるも、無論月魔の王の真意や真実が分かるはずもなく。期待を裏切る事に一抹の罪悪感を感じつつ、静かに数回かぶりを振って。そうして話題を変えようと辺りを見回せば、村は家屋など一つも残らない焼け野原。これでは宿泊すらできず、とはいえ近隣に村や町があるわけでもない。馬でもいれば別だろうが、家畜ももれなく消し炭にされている。どこか行く当てや行きたい場所、目下の遂げたい目的があるのか否か、老婆心から問い掛けて )
【 ごめん、返事が遅くなっちゃった。これからもムラのあるペースになると思うけれど、どんなに遅れても必ず返事するから、心配せず気楽に待っててね。
ロルの事、理解してくれてありがとう。主の我儘で君との縁が途切れてしまうかもしれないって危惧してたから、凄く嬉しいな。もしまた気になる所があればお伝えさせてもらうし、君の方も何かあれば遠慮なく声を掛けてね。そろそろ背後は下がるから、こちらには特に返信不要だよ。 】
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