とある設定厨(翠亞) 2020-05-27 18:59:10 |
通報 |
(もう一度お礼を述べてからマグカップを手渡し、手際よく片づける動作を目で追いながら彼の言葉へと耳を傾けていれば、その内容は大方想像した通りのものだった。二十年ほど前の記憶は流石に朧げだが、元より両親は旅先で知り合った人を村へ連れて来る事もままあったから、そのうちの一人だろう。嘘をついているようには思えなかったため、素直に口を開き)
両親は七年ほど前から戻っていなくて…村の事、は……っ…ごめん、なさい。わたしも詳しい事はよく、分からないけれど――暫く旅に出ていて、夜明け前にウィアド…相棒と一緒に村へ戻って来たの。そうしたら紅い稲妻と、蒼い焔が村を焼いていて――ヒト型の、黒い翼を持った月魔、が……。
(僅かに目を伏せて、努めて平静な声で問いかけへと答えようとするが、村の惨状について語るには嫌でもあの忌まわしい出来事を思い出さないといけない。脳裏に焼き付いたナニカの姿がフラッシュバックし、思わず言葉を詰まらせては、震え出した自身の体を押さえつけるように両腕で抱く。しかしそれでも口を閉ざすことだけはせずに、微かに声を震わせながらも一部始終を目にした訳ではないと前置きしつつ、見たままの事を語っていった。ナニカに言及する際には込み上げて来る恐怖に蓋をするように、一度言葉を切り、深く息を吸ってきつく目を閉じる。そう上手くいくはずも無く、体の震えは止まらないが、伝えなければいけないという焦燥に追い立てられるように、再びその声は空気を震わせて)
……月魔に向かっていったウィアドは捕えられて、月魔の魔法…みたいなものの余波で、わたしは吹き飛ばされて気を失いました。気が付いたのもつい、さっきで……あの、近くで亜人の男性を見かけたり、しませんでしたか?
(大まかではあるが目にした全てを語り終えて、自身を落ち着けるようにゆっくりと息を吐き出す。恐怖の次に来るのは姿を消してしまった相棒への心配で、ギドへと視線を向ければ少しばかりの期待を込めて静かに問いかけて)
(/世界の秘密と、両親の行方。イングリットにとってはきっとどちらも大切なものだと思うから、少しずつ解明して行けると良いなって思う。両親についてはプロフィールに綴った以外の事は決めていないから、今回みたいに適宜設定を追加して貰っても大丈夫だし、もちろん必要なら自分からも提示させて貰うから、その時は教えてね。
それからロルについて、不快な思いをさせてしまってごめんなさい。言われてみると、何らかの出来事に反応や感想を綴る時に主さんの描写を繰り返しがちなのかなって思った。これからは繰り返しにならないよう気を付けていくけれど、どこから鸚鵡ロルになるのかっていう線引きが、自分の中でまだきちんと定まっていなくって…申し訳ないけれど、気になる箇所があれば今後も教えて貰えると助かります。ひとまずはこれを以て回答とさせて貰うけど、自分の力量不足ゆえの問題だと思うから、負担になるようだったり無理だって思った時には、教えて貰えると嬉しいな。)
トピック検索 |