素敵な時間を共に __ 【1:1】

へェー…、

( ふむ、と少し考える素振りを見せると顎をくいッと上げ唇重ねて、)

んッ、！

（ 不意に口付けられると少し驚いた様子で、）

ンぁ、…

( 其の儘舌先で器用に相手の唇に隙間を作ると、舌を入れからんッと飴玉を相手の口内へと移して、)

むッ .. 、？

（ 自身の口内に飴玉を移されると、飴玉の味を舌で確かめる様にして、）

ッん、…

( 飴玉を噛ませ、自身の舌を絡ませると飲み込んでしまわないよう顎の角度を下げ、)

ふ 、ン .. 、

（ ふわふわとした感覚になり、されるが儘でいて、）

ッ、は…、

( 相手の口内から舌を抜き、ぺろリと自らの唇を舐め、)

ん 、 .. ーッ、

（ 唇が離れると相手の艶っぽい仕草にきゅンと胸をときめかせ、）

…“御褒美”ごちそーサン？

( 本来の目的は此方だったのか御満悦な笑みを浮かべて、)

ッはぁ .. 、お前ーッ、

（ 恥ずかしいのを誤魔化すように手で顔を覆い乍 "つーか此処学校だし、見られたらどーすンだよ、"とそれっぽい言葉を並べて、）

だあッて、センセー口寂しいって言うからさァ、

( 無茶苦茶な言い訳を息を吸う様に吐くと、“…それに、センセーそういうの悪くないって思ってンじゃねェの、？”と意地悪に口角上げ、)

はぁッ、？ .. 、思ってませンーッ、

（ 若干図星を突かれるとむすッとした様子で、）

ふゥん…、そう。なら拒んでよ、？センセ…、

( するリと相手の相手の頬に手を伸ばすと唇を重ねる寸手の所でピタリと止め、“…ほら、”と低音で囁いて、)

ッあ .. 、ぅ .. 、

（ いざそう云われると、目を泳がせることしか出来なくて、）

…なァに、センセ？どうしたいの、

( 相手の反応に静かに鼓動を鳴らせつつ、吐息掛かる距離の儘訊いて、)

どうッて .. 、ぃや、誰か来るかも、だし .. 、

（ 言い訳がましい言葉を連ね乍も頬に添えられた相手の手を振り解こうともせず、相手と距離を取ることもせずにいて、）

ン、そうだなァ…。…ンで、？

( 僅かに笑みを浮かべつつ肯定し、微動だにしない相手の行動から凡その予測は付いていながらも、“してェの、したくねェの？”と2択に絞り首傾げ、)

う .. 、…したぃ 、です .. 、

（ 若干頬を紅く染め乍小さくそう呟いて、）

ン、良く言えました、

( くすッと笑みを一度零すと頬を優しく撫で乍その距離をゼロにし、)

ンむ .. 、

（ 勿論拒む事無く相手の唇が重なるのを受け入れて、）