素敵な時間を共に __ 【1:1】

ッし、ならパパッと作りますかー、！…千鶴も一緒に作る、？

( 相手の反応に益々作る意欲が湧くと、材料を台所へと並べ手を洗いつつ相手に尋ね、)

ン 、俺も作るーッ、

（ 嬉しそうに自分もキッチンに入り手を洗い、）

お、助かるわーッ、サンキュ！

( にッと愛嬌のある笑みを見せると、“ンじゃー、卵4つ溶いてくンね？”と続けボールと菜箸を渡し、自身はハムやピーマン等のチキンライスに使う具材を切って、)

りょーかいッ、

（ 云われた通り、卵をボールに割ると菜箸で卵液を溶いて、）

お、上等上等ッ！そしたらー…、お冷2つ持ってってくれる、？

( ボールの中を覗き込むと口角上げ。刻んだ食材やケチャップライスをフライパンの中へと入れると炒め始め乍頼んで、)

おっけい 、

（ 相手の手際の良さにほえーと感心し乍も云われるが儘にお冷を持っていき、）

ほいッ、千鶴！バトンターッチ、！

( 炒める途中、フライパンから手を離すと“ほら、早くしねェと焦げるぞー、”何て笑いながら相手を手招き、)

はッ、！？え、まじで、？

（ 不意にそう呼ばれると足早にコンロの前へと行き炒め始めて、）

ふはッ、…おぉ！上手いじゃんッ、

( くすくすと笑み零すと、充分に手際の良い相手に目を丸くして。もう1つフライパンを出すと溶いた卵を炒め始め、)

お前より下手くそだけどなーッ、

（ ふは、と笑みを零して）

そンな変わんねェって！…おッ、そろそろ良いかも？千鶴、飯よそッてくれる？

( 半熟程度でカチリと火を止めると、チキンライスを盛るように頼み、)

りょーかいッ、

（ お皿を2つ出すと、チキンライスを其々お皿に盛って、)

ッし、…完成ッ、！

( 半熟卵を其々に覆うように掛け、ケチャップを適量掛けると、“どーよ、？”と云わんばかりに自慢げに腰元に手を添えて、)

んふ 、流石ーッ、早く食おー？

（ "美味そーッ"と呟きつつ相手を褒めて）

だろー、？ンじゃ、冷めないうちにどーぞ、！

( 褒められると御機嫌な様子でテーブルへと運び、腰を掛けて )

おーッ、

（ 此方も腰掛けると"頂きます、"と手を合わせ、）

ン、いただきまーすッ

( 此方も両手合わせそう云うと、相手の反応が気になり、“…ど、？”と若干緊張した面持ちで訊ねて、)

ン、！美味ーッ 、

（ 一口食べると顔を綻ばせて、）

！、良かったァー…、

( 相手の反応に安堵すると微笑浮かべて、)

うんうん、

（ 安堵の様子の相手を見るとそう頷いてむぐむぐと食べ進め、）