赤井と降谷で！

あ…赤井…
待って！ちょっと、待ってください(絶対あり得ないと思っていた名前が相手の口から出てきたため、パニックに。ゆっくりと実感してくれば、顔は赤く色付いていき)
ぼ、僕の好きな人…貴方です。

………は？
（驚き過ぎて変な声が出て）

ふふ、さっきの僕と同じですね(おかしそうに笑い)

君は親友のことで私を恨んでいただろう。
悪い冗談ならよしてくれ…
こっちは真剣なんだ。（席を立ちつつ）

あ…すみません
今更虫が良すぎましたね。
でも、分かったでしょう？僕の事は忘れて貴方は前に進んだ方がいい。(席を立つ相手に続き立ち、伝票を手に持って)

…………（無言で車に乗り）

……赤井、僕此処でいいです。
帰りますね。(支払いを済ませて車に乗り込んだ相手に言って)

ちょっと待て。
もう少し付き合ってくれ。（助手席に乗るように言い）

……はい(助手席に乗り込み)

………君、俺の何処が好きなんだ？（ゆっくりと口を開き）

…！
なっ、何となくですよ！何となく…
気付いたら好きになってたんです…そりゃ本気で恨んでた時期もありましたけど
最近は気付いたら貴方の事考えてる(言うつもりなかったのに、と頬を赤く染めて)

そうか……なら、大丈夫だな。
（エンジンをふかせ、自分の家に向かい）

ちょっと、何が大丈夫なんですか！？
(何か言えよ！、とあまりの恥ずかしさに睨んで)

着いたぞ。
入ってくれ。（家の中に促し）

え、ちょっと此処…貴方の？(まさか家に招かれるとは思わず驚いて)

ん？そりゃあ俺の家だろ。
適当に座ってくれ……（そういうとジャケットとニット帽を脱ぎ）

………は、はい(戸惑いながらも近くの椅子に座って)

ふっ……なんで緊張してるんだ？（酒を持ってきて）

緊張なんてしてません！あ、貴方の突拍子もない行動に驚かされているだけで
…て、酒？'(思わず反論しては、相手が手に持つ酒に視線は向かい)

突拍子なことはないだろう？
好き同士と確認できたんだから、家にくらい招く。
ん…バーボンだ。いらないか？（苦笑いで）

好き同士…っ(相手の言葉に頬を紅潮させ)
え、あ…はい、いります(己のコードネームと同じ名の酒に驚くも頷いて)

ん？違うのか？
……ん…美味いな…（隣に座って飲み始め）

………違わなくない、ですけど…
ん、美味しいです。好きなんですか？バーボン…(一緒に飲んでは、問い掛けて)

ん……ああ。
バーボン一筋だからな。（わざと目を合わせて）

っ！あ、貴方ねえ！
……もう、僕もライ、好きですよ？次くる時には用意していてくださいね…(顔を赤く染めつつ、視線逸らす事なく伝えて)

そうか……
君、今日泊まるだろ？（当たり前かのように聞き）

何さらっと言ってるんだ色々展開早すぎだろッ
あ…やば、二人とも酒飲んじゃってる！？
卑怯だぞ赤井いいいい(何やら意味不明な叫び声を上げ)

落ち着つけ、降谷君。
あ、勿論ベッドは一つしかないからな。（はははと笑いながらシャワーを浴びに行き）

…！！(笑いながら言われた発言にギョッとし、シャワーに向かう相手の後ろ姿に口を開いて)
お構いなく！これでも鍛えてますので床で寝かせてもらいますから！？

何言ってるんだ。家まで来ておいて……
次、君の番だぞ。風呂に入れ。（髪を拭きながらそう言って）

それは、家に行くなんて知らなかったから…
貴方は言葉足りなさ過ぎなんですよ！
それに、着替え持ってきてませんし(風呂上りの相手にドキドキしてしまい、視線逸らして)

俺が言葉足らずなのは昔からだろ。
バスローブなら貸してやるから、さっさと入れよ。
（ベッドに座りながらそう言って）

…う、もう分かりましたよ！
ちゃんと置いといてくださいよっ(足早に浴室へと姿を消し)

はははっ……（相手の様子に吹き出しながら、浴室の前にバスローブを置いておき）

………あがりましたよ
(数分後、バスローブ姿で戻ってきて)

ん……ここに来てくれ。
（ベッドをぽんぽんと叩き）

はいはい…
なんです？(思っていたより頑固で譲らない相手に諦めたようすで隣に腰を下ろし、見つめて)

んっ……（頭を掴んでキスをして）

…んっ！(突然の出来事に数秒ほど頭が真っ白になり、その後キスされた事を理解し、みるみるうちに顔を真っ赤に染め上げて)
な、なっ

……ふっ……
なんて顔してるんだ。（思わず吹き出してしまい）

ッッ
…悪いですか(ふい、とそっぽ向き)

悪かったよ。
……降谷君。
（優しく押し倒して）

…え。
あ、赤井……？(優しく押し倒されて視界が変化すると、瞳を瞠目させ見つめて)

降谷君。
……いいだろ？（耳元で囁き）

…っ(無駄にいい声で“愛してもらえると思っていなかった男に“耳元で囁かれそれが何を意味するのか理解出来るが、やはりというか断れる筈もなく)
いいですよ……初めてなんです、痛くしたら許しませんからね赤井…


(／此処は18禁禁止なので、適当に流してしまいましょうか)

……了解。
（優しく手を触れていき）


（了解しました！）

(優しく触れられ心臓がドクリと高鳴り、恥ずかしくも幸せそうに相手を見つめて)

……零。
（下の名前で呼びつつ、全身に手を這わせていき）

(下の名前で呼ばれて、好きな相手に呼ばれるのだから嬉しくない筈もなく僅かに溢れ出そうになる声を恥ずかしく思いながら、受け入れて)

……寝てしまったか。
（事が終わり、やり過ぎた自覚はあるものの、気絶するように眠ってしまった相手を見ながらタバコを吸い）

……ん、…？
(暫くして目が覚めると、ぼーっとしたまま辺りをキョロキョロと見回して)