ユメクイ　/　〆　

有り得ないけどもしも離れてしまったらその時、私はどうなってしまうのかしら？監禁されたり？（独占欲の様な言葉に嬉しくなると、離れてしまったらどうなるのか好奇心から笑顔で問いかけ。頬に手を添えられ正面から見詰められてしまうと安心感から抱き締める手の震えは止まり。その代わり抱き締める手の力は強まって、ゆっくりと相手の身体から離れていき。いつの間にか、否。きっと攫われた時から、一目惚れだったのかもしれない等内心感じると相手の発言や態度からこの気持ちは自惚れなんかではないと感じ、今度はお互いの額を合わせて）私がお姫様なら、エリオット様は私の王子様ね。王子様とお姫様はいつまでも幸せに暮らしました──私たちの物語はハッピーエンドになるかしら？



私も遅くなってしまう時は直ぐに伝えるわね？ エリオット様も私の傍から離れないと信頼しているから、心配要らない。

エリオット様が私を襲う！？ 意外すぎてそれは本当かしら？ エリオット様に襲われたくてわざと無防備に……なんて。