島の関係者 2020-05-10 19:57:49 |
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》鞠付遥人 無蔵千景
覗いた先の二人の反応は……(まず眼帯の殿方の方、此方を奇妙な眼差しで見つめている。そして番傘を刺している同じ着物同士親近感がわく女性の方は明らかに警戒している雰囲気。そりゃ魔術師が二人いるとしても英霊が目の前に居て警戒せざる得ないだろう。なので警戒心を解く事にした。(別にこのままでも放置しても良いけども…)
まず店内にいる人間達の視線を確認した上で目線を盗み、スプーンを所持している別の方の手、萌え袖から冷気を発し、幾本かの小型の氷柱を作り出せば、ソレを空中に浮かべ、次第に文字を作り始め、「安心して」「マスターからお暇を頂いているだけで」「今は危害を加える気など毛頭ありませんわ」と窓越しの二人に見せて説得試みた――上手く伝わってくれればいいのだけど。
そしてその後、再び氷柱文字で、「良ければご一緒しません?」「マスターの金子ですけど何か奢りますわよ」と付け加えて
【此方こそすみません。絡みにくい文送ってしまって、それから此方の方で御二方のレスを見て勝手に知っている風な解釈をしてしまいました件もすみません。…蹴り可】
【神祇小梅】
》新崎時雨
『君、少し不用心すぎるんじゃない?人避けしてるとはいえ、他の魔術師の領土だよ?』と突如、優しい女性の声が聞えて来た事で、(背筋をブルっとさせる。と言っても人除けの魔術を貼っていたのに入られた事に、魔術の詰めが甘かったのか或いは此処に拠点にしたことで本来の領地の家のマスター、または第三者のマスターかと考え震えあがったが、防御魔術は使わずと言うか習得はしてない為使えない方のが正しいが、私は何の構えを取らず恐る恐る、その声の主の方へと身体を振り向かせ、顔もまた向けると次第に彼女の姿が露わになっていく、そこでまたしても驚きを隠なかった。この気候だというのに夏に着るような白いワンピース…いやそれも十分大きいけどもそれよりも般若の面の方が衝撃的で、
ビックリした拍子思わず、雪に脚を滑らせ背後の方仰け反る形でそこの地面を踏んだことで…)
あっ!……そこは……(そう気付いた時には既に遅く、今踏みしめた地面の範囲内からは私がかけた認識阻害でカモフラージュしたつーちゃんの工房があって、勿論そこには外より激しい猛吹雪の上、当然、罠も仕掛けられてあるが、幸い罠を踏まなかった事にそっと胸を撫でおろし…)
(そのまま脚を元の場所に戻し、般若の面の彼女方へと再び向き直り、まったくと言っていいほど顔芸は身につけていない為、バツが悪そうに)
「……そ、その…なんと…いうか……――――ごめんなさい、つーちゃん……私の召喚したサーヴァントと此処の土地と相性が良かったので拠点にここを拠点していくつもりでしたっ!…」
内心この現状を見られて、一触即発の空気なるやもと焦燥感を抱きつつ、寒さ故なのか怯え故なのか肩を震わせて私がこの場でやろうとしていた事を思わず白状してしまった。――ど、どうしよう…このまま大人しく見逃してくれないよね…?
【お絡みありがとうございます。取り敢えず、戦闘仕掛けるなら仕掛けても良いですよ。小梅は逃げると思いますが、一応小梅の方からは現状、戦闘は仕掛けてこないので、蹴り可】
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