島の関係者 2020-05-10 19:57:49 |
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>神祇小梅
……侵入者。…いえ、私が行くわ、ええ、大丈夫。(北の街、その丘の上に存在する大きな屋敷こそ、新崎家の家。街の外れに近い場所に存在しているが、此処は近くに住む人も居らず静かで、街を一望出来る程眺めも良い。買い物に行く際、面倒であることを除けば最高の場所だ。勿論、満足している。……いや、外に出るのが億劫になるから、ちょっぴり不満かも。私がこの屋敷の主になってから、色々とやることが増えた。チリンチリンと部屋に響く鈴の音。そう、侵入者対応も仕事のうちの一つ。使役する式の一人から相手の特徴を聞きながら般若面を被り、最小限の言葉を交わす。──さて、どんな人物か見てあげましょう。面の下でゆっくりと口角が上がっていくのを感じながら、夏に着るような白いワンピースを身に纏えば契約しているサーヴァントへの言伝を式に頼み、寒空の下へ繰り出した。居場所も、この北の街へ入ってきた時から把握しているようで、彼女がいる空き地へと真っ直ぐに向かえば、「人避け、上手く出来てる…」なんて独り言をポツリと呟き、すり抜けるようにして中へと。そして、目的の人物を見付けると明るい声を作って般若の面越しに「君、少し不用心すぎるんじゃない?人避けしてるとはいえ、他の魔術師の領土だよ?」と話し掛け。緩く首を傾げてみせ)
(/展開等の希望がありましたら何時でも遠慮なくどうぞ。蹴り可。)
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