come desideri 【〆】

…不快、なら解るが不安って何だよ。俺がお前以外に靡くとでも？（ 背中何度も優しく撫で / ちゅ / そのまま旋毛に軽いキス ）明日の仕事終わりにでも待ち合わせて買いに行くか。いつまでもお前にやきもきさせるのは可哀想だからな（ くす、/ 内心で明日は意地でも定時退社すると固く決意 ）

遥樹に調理して貰えるんだ、食材の方が勝手に旨くなる。嗚呼、アボカドさえ入ってなければ大体食える。基本食に拘りがないんだ、美味い店に並んで時間を削るくらいなら不味い店で掻っ込んで仕事に戻りたいしな。…おい、刃物使うなら他所見するな。手ェ切るぞ（ 社畜持論展開しつつふと目を向ければ、視線がかち合い小言 / スマホへ視線戻し、ぽつり ）見惚れるなら後にしろ。

ふむ、色々聞かせてくれて有難う。
お前から同棲や交際を申し込んでくれるくだりだが、寧ろそんなに俺得な展開ばかりでいいのか？少し戸惑うほど嬉しいんだが。何なら付き合う直前辺りまで時間を戻して、結ばれる瞬間からお前と物語を紡ぎたい…嫌、これは我儘か。
そうか、良かった。俺がお前しか眼中にないと示せる時が待ち遠しいな。そうして直情的な態度を取る遥樹も愛おしいし、何よりそれほど俺の事を想ってくれているのだと浮ついちまうぐらいだ。お返しと言っちゃあ何だが、俺がお前に妬く展開も興味がある。お前狙いで雑貨屋に通う変態の前で、お前をドロドロに甘やかして見せ付けてやりたい（ ふんす ）