Yoidore 2020-05-02 22:03:21 |
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★用語★
『光人』(ひかりびと)
ほぼ普通の人間。この世界の主役であり、物質的な世界の王者。言葉を話し、文明を築く力があり、世界秩序の崩壊後もあちこちでコミュニティーを起こして、それぞれの生活を営んだり人生を送ったりしている。本能的に影人に優しいが、影人に触ろうとしても、あまり感触を得られず、ぎゅっと力を入れてようやく掴める程度。
『影人』(かげびと)
平面的で暗色をした影のような人々。どこから来てどこへ向かうのかも分からない。声を上げることはできるが、言語と表現するには難しいもので、何を言っているのかは不明。ひたすら無害で、一見ただ存在しているだけ。霊的な存在のようで、物質的な世界の存在に触れられると実体感を帯びる。触られていない時は水の上を歩いたり、細い隙間に入り込んだりできるが、実体化してしまうとそういったことも不可能になる。
『獣人』(じゅうじん)
獣の特徴を持った元・光人、あるいは光人の亜種。霊的な存在を物質的な世界に引き込む力を持つ。異形であり、殆どの場合、他にも特殊能力を持つ。光人には、本能的に獣人を忌避する者も少なくないが、絶対的に差別される存在ではなく、光人に親しまれたり、光人のコミュニティーに馴染んで生活したりする者もありふれている。社会から外れやすいが、完全に排除される立場にはないといったところ。ことに邪霊を狩れる点では一目置かれている節もある。
『邪霊』(じゃれい)
世界のそこかしこに漂う不浄で霊的な存在。見た目は、暗色の火の玉や黒い靄もしくは霧等。木に染み込み腐らせたり、川に溶けて水を汚したり、時には光人や動物に取りつき、病気にしたり凶暴化させたりする。あらゆる災いを引き起こす恐れのある悪しき霊体。光人は道具でも使わないと触れないが、獣人は素手で掴み、ペロリと食べることができる。
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