名無しの部族 2020-05-02 02:16:19 |
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(塩っ辛い海に放り出されたのは何日前の事か、真昼間を長時間外で過ごす事が少なければ太陽に虐められる肌が日焼けでヒリヒリと痛みを訴えている。傷口に塩とはよく言った物で、焼けた肌をより痛めるように蒸発した海水が白い海塩となり肌に浮かぶ。「あ。泣きっ面に蜂の方が近───ッてぇなあ」助けを求めるのに砂浜を散策する最中、浮かんだのは傷口に塩を塗るの類義語のようで。下らないことでも思案していなければスマホ奴隷として文明機器に頼る男は暇に殺され兼ねないらしい。そんな呟きさえ最後まで言えなかったのは閃きに合わせて指を鳴らした動作が日焼けの痛みを強めたからのようで悲鳴のように上擦る語尾上がりの叫びをやんやと喚き倒し。痛みを堪えて対峙するのは木々が視界を塞ぐ何が出るやも分からないジャングルのようで。最初の一日くらいは誰かしらが救助に来てくれると信じていた、それも極度の空腹で飢えを覚えなくなったのを越して栄養失調の気が見られたことで時折視界が霞む今では、怯えから避けて通っていたそこに向かうのを余儀なくされている。パキと小枝を踏み、顔周りに飛び交う小さな虫にでさえヒィだのヒャアだの情けない悲鳴を繰り返しほんの数メートル入り込んだ所で目が霞む。「あーもうイヤ、早く風呂入って布団で寝たい。一刻も早く、今すぐでも良い、神さま仏さまこの際なんだって良い。どーすりゃ帰れんだよ。頼むよ助けてくれや、足でもお舐めしましょうか」暑いのに体は寒気がする、それでも止まらない愚痴に拍車を掛ければビッと中指を立てて空へとその腕を伸ばし生きるというただそれだけに対する意志を固めて)
(/一目惚れをして頂ける何とも素敵な設定にひいひい言っています…!是非此方からお願いしたい所存です!今現在で検討しているのが折角のアピールに対してそれが恋愛だと気付くことに時間がかかってしまいそうなのと、気付いたあともラジャさんを餓鬼んちょ扱いしてしまいそうで中々恋愛としての進展が薄く長期化してしまいそうなのですが、早めに両想いが良いなど有ればお伝え下さい!
早速ジャングルに出向くロルを落としたのですが、もし絡みづらければお手数ですがラジャさんからの場面で出して頂いてもよいでしょうか…!)
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