とある小さな魔法王国、そこは魔法をほとんどの人が魔法を扱い暮らしている比較的平和な王国。しかしその王国には、傲慢な悪逆非道の貴族がいた。その、貴族は代々罪無き人間や多種族の者を惨殺し、人々を恐怖のどん底へ突き堕とし、国を支配していた。そして、六年前――事件が起きた、被害者は当時の悪逆非道の貴族 エイミー・メルドール。彼女はこれまでの貴族の者と違い、何十人と人を殺し、人々から恨みや憎しみを買っていた。ある日の夜、大降りの雨に雷が鳴る日、エイミーとそれに仕えていた使用人達が殺されていた、辺り一面は血の海、そんな中でエイミーの子供であった姉弟と一人の執事だけが生き残っていた。この事件の犯人は依然として不明だが、国の者達は皆エイミーに恨みがあった者がやったのだろうと思っていた。そして、後に生き残った三人は現在他に使用人を雇い、幸せに暮らしている。これで、過去にあった事件の話はおしまい。次はほのぼのとした姉弟とそれに仕えてる多種族の使用人のお話が待っています――。
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