蒼き部屋の主 2020-04-23 15:50:07 |
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(/長らくご無沙汰致しまして申し訳ありませんでした……プロローグに行き詰まってしまった上に多忙が重なり顔すら出せずに…まだ既に参加していただいていたお2人にはお待たせしてしまったことを深くお詫び申し上げ、新たな参加者様を募集させて頂こうと思います。マジシャン様もこの部屋に帰ってきて頂ければと思います……1週間ほど反応は待たせていただきますが期間を超えた場合はリセットという形で対応させて頂きます……非常に勝手になりますがよろしくお願いいたします。)
>プロローグ2
From枯木
目が覚めた。
その世界は赤く、黒い。
辺りは不気味な空気を漂わせている、それにこの体に張り付く様な気だるさは一体……。
ーー汝…世界の真実を暴きたくはないか?
頭に直接聞こえる声に辺りを見回す。
辺りは誰もいない……生物の気配は確かにするのに…。
ーー我らは汝らを導く為の鍵、そしてもう一人の汝なり。
その言葉と共に訪れる頭痛。
頭の割れるほどの痛みに膝を崩してしまう。
気づけば周りには玉のようなものに口の着いた異形が複数…。
逃げなければ!
ーー怯むな!我が名を呼べ、さすれば道は開かれる!
走り出そうとした足が止まる。
わからない、その言葉が信用できるかも分からないのに、どうして。
ーー今こそ私の、「私達」の力を貸そう。叫べ、私の名を!
その言葉に習い、呼吸を整え、いつの間にか背後から現れた鎖を引き抜く。
「来い、シャーロック!」
バキンッ!
何かが割れる音と共に背後に現れたそれはパイプを吸いながら異形に指を向ける。
「アギ!」
その言葉と共に異形を襲う炎。
異形は苦しみ悶えながら消滅していく…。
シャーロックと呼ばれたソレは異形が全て消滅したのを確認すると姿を消した。
これが転校初日、俺に起こった不思議な出来事。
まさかこれがこの先の生活の中でも優しい方だったなんて……。
プロローグ2 END
(/一先ずプロローグはこのような感じで、最初の仲間になるマジシャン様のストーリーの前に軽く学園の話を混ぜようと思います、またこんな風な出会いがいいなどの意見がありましたらなんなりとお申し付けください!)
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