そうですか……と、すみません。ご親切にありがとうございました (向こうもどうやら蓮のことはわからないらしく、やはり一朝一夕で帰るのは難しいようだとわかって落胆したように耳を少しだけ下げて。しかし落ち込んでばかりはいられないとかぶりを振って、親切な住民へのお礼を忘れず拱手のポーズで頭を深々下げ、早速教えてもらった銀行を目指して)