左翔太郎 2020-04-13 07:59:31 |
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(メモリ相手だというに対抗して分かってると笑われてライバルというか親友と話すのはこんな感覚だろうと一緒になって笑って、一頻り笑えば事の深刻さに口を閉じて検索結果を閲覧していたのだがファングの無機質な声に宥められ「これが焦らずにいられると思うのかい?君はメモリであり機械だからそうやって冷静でいられるけど…僕は、僕は…!……すまない、君の言う通りだ。焦れば判断を間違う危険性か高くなる」カッとなり金網の床を蹴り上げ音を立てたが直ぐに冷静さを取り戻し深呼吸を繰り返して落ち着かせてから最後まで読み本を閉じて「…僕が側に。これが若菜姉さんの言ってたことなんだね」熱中して読み耽たため時間の感覚がなく時計を見れば既に明け方近く針が回っており「…翔太郎の側にいないと」ペンを置き物音に気を付けベッドまで行き端のスペースに腰掛けセットされてない柔らかな髪に指を通し優しい瞳で見つめ)
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