(熱がある訳ではないし傷もそう深くはなかったはずで一体何故あそこまでぼうっとするのか気掛かりだが自分にはどうすることも出来ず素早く洗い物を片付けては手を拭いて相棒の元へと戻りそっと後ろから抱き付くようにして腕を回し「…翔太郎、無理はしないでほしい。まだ疲れて取れていないなら休んだ方がいいから」原因不明のぼんやりにどうしたものか頭を悩ませぎゅっと距離を縮めたまま静かに告げ)