(もし本当に平行世界に迷い込んだとすれば一体何のきっかけかを探る必要があるのだが今はそれよりも相棒の側にいて空白の時間を埋める方が先決と隣に座ったのだが勝手に溢れたのだろう涙を袖口で拭い抱き締めて「…お待たせ。それと、ただいま」ほんの少し触れるだけの口付けをして今度は額を寄せてくっつけてもう大丈夫だと自分は此処に居るのだと安心して欲しくて暫くそのままに相棒の側でじっとして)