左翔太郎 2020-04-13 07:59:31 |
|
通報 |
(何を考えるでもなく月夜を眺めていれば自分にとっては難しい質問をされ「…僕は、人の感情は良く分からない」とだけ先ず答えてから右手を見つめて考え込み「でも、僕と一緒に居ると不幸になるなら僕は消える。勿論逆も然り、僕が居なきゃ不幸と言うなら何があっても離れない」ある種の覚悟のような力強く答えて、かつての相棒に蜘蛛の刻印をつけられ愛する娘に会わない事で彼女を守った身としては弟子の言い分は痛い程理解できて『お前の意思は伝わった。見ない間にすっかり男になったな、翔太郎』握られた手にもう片方の手を添え両手で包み込んで『お前にならこの事務所を任せても心配ないな』いつの間にやら成長した弟子にすっかり安心すれば元の場所へと戻るべき時が近付いていると察し手を離し静かに立ち上がり)
| トピック検索 |