左翔太郎 2020-04-13 07:59:31 |
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…流石に中には入れないか(立派な屋敷の外観を見上げ自分が此所の家族とは到底思えなくてファングの心配を他所に偶々誰か出てこないかなんて呑気に考え大きな門の前で立ち止まり、半人前だからこそ街の人々に愛されていると本人は気付かないだろうが『いやいい。お前はそのままでいるんだな』首を緩く横に振り無理に背伸びする必用も変わる必用もないのだと否定して事務机に座って珈琲片手にタイプライターを叩く愛弟子の姿を想像しては寂しさが込み上げるのをぐっと堪え『…そうか。街の涙を拭うハンカチになれよ』きっと立派な探偵になったに違いない弟子の方へ斜めに向き直り昔を懐かしむように目を細め肩に手を触れて)
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