左翔太郎 2020-04-13 07:59:31 |
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(天井を見ていれば片付けが終わった相棒が横を通りすぎていき言い残された言葉には「…ああ」と了承の言葉を返しておきそれから暫く天井を見詰めて少し時間が経った所でいきなりノック音もなく静かに玄関の扉が開いた気配ががしてハッとなって玄関に目をやれば「…え、」と固まってしまい、そこには白いスーツと帽子を被ったビギンズナイトの時に目の前で亡くなってしまった自分の師匠の姿があり、その師匠こと鳴海壮吉は弟子の反応に僅かに苦笑いを浮かべればゆっくりと近付き『なんだその顔は。…まあ、驚くのも無理はないか』と固まったままの此方の頭にポンと手を置き、自分はと言うと「…おやっさん」と口にするぐらいしか出来ずにいて)
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