左翔太郎 2020-04-13 07:59:31 |
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(ひたすらぼんやり星を眺めていれば屋上に出る扉が開いた音がして相棒が来たと理解しても視線も送らず夜空を見上げ続け隣に座り何かを差し出したのを気配で感じ手を見ると飴が乗っていて「食後のデザートにしては随分とシンプルだね」なんて文句を言いつつ包み紙を破いて口に放り込むとほんのり甘い味が広がってコロコロ転がしミルク味を堪能し暫くしてから「…僕の知らない話をファングとしていたのが嫌だった」空で呑気に輝く月に向かってぼそっと呟き)
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