左翔太郎 2020-04-13 07:59:31 |
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本音で話して欲しいんだ。何を言ってくれても構わない(こんな時ですら気を使って言葉を選ぼうとする相棒に首を緩く横に振って何でも聞きたいと訴えたが感情が爆発してしまい涙ながらに話す内容を一言一句逃さす聞こうと黙って耳を傾け「…あの時君はあの依頼から逃げずに一人で調査を続けて…僕はそんな君の強さが当たり前だと思ってしまってたんだ。言い訳にすらならないが…」優しいが故に脆い心を深く傷付けてしまった自分は許される事はなく「…君をこんなに泣かしてしまうなんて、僕は相棒失格だ。今もどうしたらいいか分からないなんて…酷すぎるだろう?」噛み締めた奥歯がギリギリ音を立て結局は謝らせてしまうしで「…最低だな」自分を責めてもどうにもならないが何も出来ない自分がもどかしく強く握り締めた拳で太股を殴り)
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