西暦が何年かも忘れ去られた近未来、地上はとある第三のエネルギー実験の失敗により秒速100mを越える風、強酸の厚い雲と雨に晒され、人類は大深度地下と空に逃げた。空では何千メートル級の戦艦型居住区と戦艦、そして九龍城砦のような建造物をあちこちに建てた。大深度地下に逃げた人類は強酸の雨すら通さない入り口とジオフロントで閉じ、大深度地下に社会を作って生活していた。勿論空との連絡は続いていた。だが、ある時に地上と天空の戦いが始まった。その原因がかつて実験に失敗し地上を地獄に変えてしまった第三のエネルギーの研究再開である。空と地下では『第三のエネルギー研究は星を壊す』とされ、長い間研究再開はしていない。ところが、空に逃げた人類は衛星軌道上に居住区と研究施設を作り研究再開をした。これに反発した大深度地下側は密かに開発していた対空兵器の数々で戦艦型居住区や戦艦を破壊、天空側を対抗して広域爆弾などをばら撒き両者の戦いは二年に渡って続いた。それから二年、空と地下は交流を断絶し束の間の平穏が訪れた。そう、大深度地下側の刺客が訪れるまでは
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