空と地下と【NL、戦闘、恋愛、近未来】

用語
第三のエネルギー
人類が見つけた新たなエネルギーで火力、水力、風力、原子力に代わる新たなるクリーンエネルギーとして高い評価を得ていた。だが、この第三のエネルギーは制御が不安定で専用の設備にて研究と制御が行われていたがある時に暴走し研究施設共々爆発。地上は強酸の雨と厚い雲、そして秒速100mを越える風と正に地獄に変わった

戦艦型居住区
第三のエネルギー研究爆発事故で地上に住めなくなった人類が戦艦を改造して居住区にしたもの。何千メートル級の超大型戦艦から成り、物資などは全て自給自足で賄っている

大深度地下都市
強酸の雨と厚い雲、そして秒速100mを越える風から逃げる為に人々は大深度地下都市を建造し、空を閉じて地下へ移住した。地下世界は大気汚染や施設の劣化、差別や非人道的な研究、反天空組織の活動などさまざまな歪みを抱えて疲弊している。大深度地下都市はいくつかの階層に分かれており、下層区街・中層区街などの居住区がある。

最下層区
大深度地下都市の最下層に位置する。廃棄処理施設があり、その上には廃物遺棄坑や最下層街があり、最下層区街はインフラがほとんど整備されていない。下層区街とはリフトで繋がっているが、故障などでたびたび停止している。

下層区
下層区街があり、下層区街の天井は、人々が忘れた空を模して青色に塗られている。上層に比べて空気の状態が悪い。高濃度の大気汚染が発生した場合は、強制的にシャッターで出入口が遮断され、周囲から隔離される。下層区街の他に、バイオラボ・集積庫・工業区などがある。

中層区
一部が水没しており、放棄された区域は凶暴なディクが徘徊している。中層区街にはショッピングモールが建設されているが活気はなく、老朽化したまま修繕されずに放置された所もある。放棄商業区の奥に反天空組織の秘密基地がある。ライフラインへと繋がっており、ジャンクションを通じて上層区に出る。

上層区
上層区街は政府の機関に勤務する公務員などが居住している。中央にある電力供給ビルで地熱を利用して発電し、大深度地下都市に電力を供給しているが、発電量は年々減少している。電力供給ビルの屋上には、中央省庁区に直結しているトランスポートと呼ばれる転送装置がある。

中央省庁区
地下世界の代表者達が居住する階層。内部は明るく広大で、宮殿のような内装をしている。中央省庁区のさらに上層にはセメタリーと呼ばれる遺跡のような空間があり、セーフティロックの解除でジオエレベータのターミナルへ進入できる。

ジオフロント
セメタリーからジオエレベータに乗って上昇すると到着する空間。地上と地下世界を隔てる円形の巨大な扉・メインゲートが天井にあり、その付近には戦艦型居住区へのテレポーターがある

まだ禁止