推しを叫ぶと誰かがそのキャラになりきって貴方に話しかけてくれる部屋【その②】

>>5深雪

おや、僕を呼んだのは君かい。そんなに褒められたのは生まれて初めてだな──…僕には有り余るくらいにね。そして今の子は楽ムーと略すのか、今度ムーミンにも教えてあげよう。きっと新鮮な響きに皆驚いてあっと言う間におさびし山の向こうまでも流行るだろうね。
僕に惹かれたというのはどういう意味なんだろう、ええと…友達として、それともムーミンとフローレンのような間柄としてかい？スニフの宝石好きとは違うみたいだ。もしもムーミン達と似た意味だとしたら、正直僕にはよく解らない。ただ、君の懸命な言葉をあっさり捨てるのも惜しいと思うから不思議だな。僕は旅人だし、旅は独りでないと意味がない。それでも寂しくないというなら、今年また旅立つまで僕に君の本当の想いを教えて欲しいんだ。旅の間は離れていても、此処に戻ったら真っ先に君の部屋の下で口笛を吹こう。その後は二人で橋に腰掛けて旅の話をしながらハーモニカを聴かせてあげよう。約束はきっと守るよ、深雪。

(/同じくウン十年のムーミンファンとして、可愛らしい叫びに是非反応したい一心で書き殴ってしまいました…似ていない以上にスナフキンらしい反応を表現するのはかなり難しい事を再確認しました、もしもこれじゃない感じであればごめんなさい。)