引きこもりがちな吸血鬼 2020-03-25 19:31:32 |
通報 |
「はいっ…僕、カノス…です!」(クリストフから名前を問われれば奴隷商に売られた時に己の戸籍を破り捨てられ、名前を捨てろと言われ続けそれを拒否し続けた時の記憶が一瞬過り。しかし、自分の名前を呼んでくれるのなら、そんな思いが頭の中を過れば自分の今までの、それでいてこれからもこの名を使いたい、そんな思いで名を伝えて)
クリストフ「カノスか。これからよろしくな」
(相手の名前を聞くと微笑み頭を撫でて)
クリストフ「文字は書けるか?」
(袋の中から手帳とペンを取り出すと相手に差し出して)
「はいっ!」(クリストフに頭を撫でられつつ名を呼ばれれば嬉しげに笑みを浮かべ返事をし。そしてクリストフに文字を書けるか問われれば「分かる文字、なら書け、ますけど…へたっぴ、ですよ…?」と少し不安げに問い返して)
クリストフ「そうか。だったらこの手帳とペンをあげよう。メモなどに使うといい」
(自分で読めるのであれば大丈夫だろうと手帳とペンをプレゼントすると言って)
「良い、のですか…?!あ…でも、僕、お金とか無いですし…」(手帳とペンをプレゼントする、と言われれば目を丸くしながらも受け取ろうと手を伸ばしかけるも、プレゼントをされるという経験もなかったのか受け取って良いのかやや躊躇う様子を見せ)
クリストフ「いいのいいの。メモ出来るもんがないと勉強には不便だろ? 気にすんな」
(お金がないという相手に微笑むと相手の頭をわしゃわしゃと撫でて)
クリストフ「おう。大切に使ってくれ。さてと、じゃあ商品の準備をするからリストを読み上げてくれ。分からない文字があったら聞いてくれていい。あと、商品を見て気になることがあったら教えて」
(微笑むと荷物に向き直って)
「はいっ!」(クリストフの言葉にカノスは元気良く答え、ゆっくりながらも確実に読み上げていきつつも分からない所はしっかりクリストフに聞いて読み進め。そして魔法剣の前に辿り着けばそれを読み上げようと実物へと視線を向ける、がそこで目を丸くし。魔法剣の持ち主の欄がジェイクとジェイスの2つの名前で揺れ動いており「あの、この剣…持ち主のお名前のところがジェイス、とジェイク…でごちゃごちゃ、してるんですけど…狼系の獣人の…」と不思議そうに剣を見詰めつつ呟いては元の持ち主の情報を説明しようと口にし始め)
(/背後てございます!魔法剣に関してですが……魔法剣を持ち込んだのはカルヴィノという名前の狐系の獣人ハンターであり、持ち込みでの売却の理由が「もう自分は新しい剣を使うから売りに来た」という理由という設定です!それとこれは余談にはなりますが、ジェイスの名前をカノスが知るチャンスが無かったように記憶してたので、カノスはジェイスの名前を知らないという感じで描写しております!
また名前が揺れ動いてるのはジェイスの元の名前がジェイクであり、それらが同一人物だから起こってる現象、なイメージです!
分からない部分あったら遠慮無く仰ってくださいませ!)
クリストフ「ジェイスとジェイクでごちゃごちゃ? うーん、さっきの部屋にいた獣人の名前がジェイスだったはずだ。でもまだ渡してないから名前が表示されるのは不思議だな」(前の持ち主が偶然ジェイスだったのかと考えるにしてもジェイクという名前も表示されていることを不思議に思って)
クリストフ「あの獣人に聞いてみるか。魔法剣については今はいい。直接聞いてみる。他は問題なさそうだな。俺はこっちの商品を持っていくから、カノスはそっちの商品を持ってきてくれるか?」(商品のチェックが終わるとそれを先ほどの部屋へ持って行こうとし)
(/ご丁寧にありがとうございます!描写に関しては今のところ特に問題ありません)
「分かりました!」(カノスはクリストフの言葉に頷き元気の良い声色で返しては指定された商品を持ち、クリストフに付いていくように持っていき)
(/お返事ありがとうございます。あと各ハンターは身分証のような感じで何のギルドに入ってるハンターなのかとかが書かれた身分証明カードを持っていて、武器売却や武器購入の際にギルド所属しているハンターは必ず提示しなくてはならず、クリストフの元に売りに来たカルヴィノもそれをクリストフに見せているからこそ、クリストフはカルヴィノが吸血鬼ハンターのギルド所属であることを知ってる、という感じで問題ないでしょうか?)
クリストフ「いい返事だ。重くて無理そうだったら言えよ」
(先導して荷物を運びながら)
(/承知しました。そのような状況で問題ないです)
「はいっ…!」(カノスは元気良く返してはまだ10の子どもの身体ながらギリギリの量を必死に落とさぬようそれでいてクリストフについていくように歩いてついていき)
クリストフ「商品を持ってきた。開けるぞ?」
(元の部屋に戻ってくると扉をノックして声をかけて)
カーディス「あぁ、構わない」
(ジェイスを撫でて愛でていたが、クリストフの声が聞こえると手を止めて返事をして)
(クリストフの後ろをついていきながら元の部屋に入ればペコリと相手に向けて頭を下げてからクリストフの指示で持っていた荷物を置きに行き)
(相手の自分を撫でる手が止まり、自分と相手の2人だけの時間の邪魔をされたと感じればやや不機嫌そうにドアの方へ視線を向けるも、それが自分や相手にとって必要なものが運ばれてくると分かっているからこそ相手に身を委ねたままその邪魔はせず)
クリストフ「リストの品だ。確認してくれ。カノス、同じように並べてくれ」
(持ってきた袋を一旦床に置き、中身を出しテーブルの上に並べていってリストもカーディスに渡し)
「はいっ」(カノスはクリストフの指示通りに持ってきた商品を並べていき)
(相手の腕の中で並べられる商品を何気なく見回しては、クリストフが並べた魔法剣に無意識に目が行き)
クリストフ「あぁ、この魔法剣なんだが、少し気になることがあった。カノスに見える名前がジェイスとジェイクの二つ表示されているらしいんだ。心当たりはあるか?」
(魔法剣を見ているジェイスを見ると何か知っていそうだなと思いながら尋ねて)
っ…!それは、その…ジェイク、は俺が奴隷商に売られる、前の俺の、名前…(クリストフからの問いにビクッと肩を揺らし、一瞬迷いを見せるも相手に手放されたくない不安から相手の服を無意識に掴みながらポツポツと話し始め)
カーディス「大丈夫だ。私はジェイスを捨てたりしない」
(不安そうに自分の服を掴む相手の手を握って)
クリストフ「そうか。なるほどな。気になったのはそれくらいだ。商品の確認をしてくれ」
(そういうことかと納得し)
トピック検索 |