ま、誰も近寄らないからな。……俺の事はまあ、しんとでも呼んでくれよ。 (息を切らしている相手の質問に答えるが、自身の名の部分でやや考え込む。だが、すぐに笑みを浮かべると適当そうな口調で名を告げ。相手に手当を頼まれれば嬉しそうに笑いながら「こっちこっち」と相手を手招きし、自身は社の中へと入っていってしまい)