通りすがりさん 2020-03-18 20:40:47 |
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>ジャック様
「…どうぞ。ご注文の品です」
マスターはわざとらしい咳払いをすると、酒のグラスを貴方の前へ滑らせる。
「唐突に変わるからさ~、心の準備
追い付かないよね~♪」
白衣の女はグラスを置き、腰に付けられたガンベルトから試験管を取り出すと内容物を飲み始める。
「喰い方にも色々あんねん。その場で噛み砕く時もあるし、今みたいに舌伸ばす時もな」
黒い球体を撫でつつ、黒髪の青年はカウンター席へと腰掛ける。
「…アンタ、誰?」
赤の青年が貴方をじろりと見つめ、首を傾げて問う。
「兄さん、失礼ですよ…」
横から青の少女が兄を嗜める。
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