お前の人生を買ったから、もう俺のもの(〆)

ごめ…っ…全部嘘だから泣くなよ光貴…。
(茫然としていた彼の目に徐々に水膜が張られこぼれ落ちそうにユラユラ潤む雫にヒュッと詰まる呼吸、全身から血の気が引き、自分でも瞳孔が広がるのが分かった。涙ながらに自分じゃなきゃ嫌だと、一生懸命伝えてくる姿に…なにより泣き顔に心臓がズキッと一際強く痛むのを感じて。考えるより先に椅子から立てば相手のほうへ腕を伸ばすも、途中で空を切りパタリと落ちて。恐る恐るそっと近づき。常識が欠落している彼に言いたいこと教えたいことは沢山あるけど…「…悪い、からかい過ぎた。」と今はただ謝り、)

(/あら～～ワンちゃん！そのうち2人のパーソナルスペース無くなってもおかしくないですね( 笑 )一途に好意を寄せてくれる子に対してこの暴挙…可哀想なことしてしまい光貴君には本当に申し訳ないです。帰ったら耳を弄るなり何なり好きにしてやってください！( 笑 )志貴にも良い薬になるでしょう！)