とくめい 2020-03-08 18:36:41 |
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>宇髄天元
まあまあ、待て待て ( 百面相する相手を見ては至極楽しそうに笑み浮かべ。焦っている、という言葉が1番正しいだろう相手の無理な言い訳に待ったをかける。地面を蹴り出そうとする様子に一歩踏み出して自身よりも幾分か小さい身体を浮かしてしまうくらい強く襟を掴む。「 ここに用があるんじゃねえのか? 」大きな傷は今のところ見えないが、蝶屋敷に来る理由は傷の治療と捉えるのが無難だろう、まあ彼であれば蝶屋敷にいる鬼と化した竈門妹の様子を見に来た可能性も否めないが。ただ、前者であればこのまま蟲柱に治癒してもらうのがいいに決まっている。確かに真っ先に帰ってくる先がここなのはいい気はしないが、致し方ない。襟を掴む手を引き寄せ猫の首根っこでも掴むように、「 話は中でゆっくり聞いてやるから 」目が笑っていない笑顔を代表するような表情を浮かべ )
>赫葦ミフネ
うう…雑だなあ ( 目元をなぞるときとは打って変わって髪を手櫛で解き撫でてくれる手つきは男らしいというか、少し雑ではあるが悪い気はしない。布団をテキパキと畳む姿を未だ胡座をかきながら見つめ、これが今や風柱かとふっと思えば笑みが溢れる。見た目も言動も乱暴で不器用だけど、やっぱり兄弟の多い長兄だ、どうしても世話を焼いてしまうんだろうな。自身を労ってくれる提案もそれ故なのだろうな「 行きたいところ、ですか。いざ言われると悩みますね 」寝巻きから普段着の着物へと手を通しながら天井を仰ぎながらぶつぶつと呟く。物欲はそこまでない、買い物といっても何を買うのか。唸りながら着付けを終えればふと思いついたように手を叩く。「 決まった!取り敢えず街へ行きましょう 」目的はさておき行き先だけ伝えればそそくさと小銭入れ等を準備し )
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