限界夢女子 2020-03-02 23:31:26 |
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>ひなの
( そもそもティーバッグに否定的であったならばどうしようかと思ったが、どうやらその心配は杞憂に済んだらしい。お陰様で取り払われた心配事にはこれ以上突っ込むまでもなく、感謝の意を込めた微笑みを浮かべるだけにした。「―――おや、随分と幸せそうに笑うじゃないか」最も幸せな記憶と聞いて、それに準ずるものを即座に思い浮かべられる人は多くはない。大概は難しい顔で云々と悩むのだが、少しの間はあったものの、比較的早く破顔した彼女は何物にも代え難い幸せの瞬間を持っていたのだろう。そこまで少女の胸中を満たしたのは一体何なのか少し気になる部分もあったが、先ずは貰ったクッキーを食べることにしよう。袋から摘みだし軽く見た目を確認した上で、一口に。さくさくと咀嚼する分には気になるところもなく、後味も特に悪いわけではない。最初の宣言通り、これは単に美味しいクッキーだ。「うん、君のくれたクッキーもとても美味しいよ」紅茶を飲んだあと見るからに緩んだ雰囲気に ははっ と軽く笑い声を溢しつつ、此方も軽快な声色で感想を口にしてからもう一つぱっと口に入れると、それを噛み砕きながら自身の分の紅茶にも砂糖を一杯、二杯、三杯と躊躇なく足していき。「ところで、君はさっきとても幸せそうに笑っていたが、何を思い出していたのか聞いても?」ティースプーンでかき混ぜながら尋ねたのは先程のこと。花がひらくような笑い方になるほどの幸せとはどんなものなのか、単純な興味として気になった部分を口にして。「年頃の女の子なら、好きな人のことだったりするのかな」なんて茶化すように付け加えたが、さてどうだろうか。 )
>リーマス
( 手を握り返したことを嫌がられはしないか、理由を尋ねられはしないかと些かひやひやしていたところはあった。しかし繋いだ手を見た彼の表情がふわっと緩んだところをしっかり視認してしまっては、安心するどころか彼も存外私のことを好きなんじゃないかと都合のいい妄想が脳内を蔓延る始末。そんなことあるわけない、私なんか好きにはならない。と言い聞かせて今にも紅潮しそうな頬を押しとどめることに必死だった私は、沈黙が落ちた数秒の間に彼が何を考えていたのか察することも出来なくて。「、…ごめんなさい。ちょっと、調子に乗っちゃったわ」いざ、その答えを返されると想定していたよりもずっと寂しさが強くて、それでも笑顔を維持出来たのは普段から自分を偽っている賜物だった。今の発言は聞かなかったことにして、と付け足せば逃げるように話を終わらせて。「あ、本当!」彼が示す方に目を向ければずっと探していた赤色が見え途端に沈んだ気持ちが少しだけマシになる。聞こえてくる声からしてどうやらポッターがまた彼女にちょっかいをかけているらしく、早く行かないとと殊更に急く気持ちが足を動かそうとした矢先、音もなく離された手に目をぱりちと瞬かせて。そうするのが当然だと漸く気がついた時には既に彼は二人の方へ近寄っており、残されたのは納得のいかない理由で押し付けられた蛙チョコを持った私。―――そういうつもりじゃないとは知っているし分かっている。けれど好きな人からチョコレートを貰って平常心でいられるほど聞き分けの良い乙女心でも無いのだ。ああもう、もう!本当にズルいんだから…!なんて当てどころのない感情にやきもきしながら蛙チョコをポケットに突っ込めば自らも早足で店の前に近付いた。「―――…リリー!ああ、よかった!その、逸れちゃって御免なさい…」そうして漸く会えた友達の名を呼ぶや否や溢れ出る喜びを隠さぬまま手を伸ばしハグを。ぎゅうっと確り抱き締めてから離れては、続けざまに謝罪を口にした )
( / えっ違うんですか?????教授からそう聞いてたんですけど……?( はて )
結婚式場探さなきゃ…( 気が早い )わあ…神様に神様って言われて嬉しいです……!
本当ですか?良かったです!ミアの方もかしこまりました…!!段々と冗長なだけの読み辛いロルに退化していっており大変申し訳ありませんが、精進しますので何卒宜しくお願いします( ぺこぺこ / 蹴り可 ) )
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