碇シンジ 2020-03-02 16:25:29 |
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ごめん、 カヲル君、… ッ僕緊張して 、… ( 情けない事に 緊張して何も言えなかった。 後に取っておく、その言葉に 伏せた瞳を揺らした。 悪戯に笑う彼の表情は、無邪気さの中にどこか 大人びた色っぽさがあり、 体の熱さと 緊張が冷めることは無かった。 )
え、… いいの、カヲル君、 ( その言葉にふと 顔を上げた。 望んでいたことを 言葉にしてくれる彼。 まだお風呂にも入ってないし、 寝る所とか 、色々大変かもしれない、と考えた。 君さえ良ければと 優しく誘ってくれる彼、断る理由なんてひとつもなかった。 )ありがとう、… あの、お願いします、… ( そう 改まって 告げた。二人きりになる、その方が良かった。カヲル君も何かあって家族が居ないんだ、… そう自分との共通点を感じる。 僕も血の繋がった人とは住んでないし、 一人みたいなものだ。 )あの、… 誘ってくれてありがとう、 ( そう言って、小さく笑った。 会いたくなった時の分まで、 今晩は一緒に居れる、そう考えれば 心にそっと布団をかけられるような、ほんのりした温かみを感じ。 )
(/いえいえ大丈夫です!!このまま続行させていただきます !! )
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