そんな、… 僕は何も、 …( 顔を伏せながらも、 小さく嬉しそうに笑った。 カヲル君こそ、 僕に色々教えてくれる。 知らないことも、 間違ってたことも、 教えてくれる。 ) ん、… ッん、 … ( 口が塞がれば 瞳を閉じるが、 唇を挟まれれば 行き詰まって、 吐息を漏らす。 …こんなキスの仕方があるんだ、… なんて思うも、 力が入らず、 きゅ、と布団を軽く握って。 )