執事長 2020-02-25 19:00:33 |
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>レオ
嗚呼?見て分かンねえのか、どっからどう見ても正真正銘のドラゴンだろうが。
( 太陽はどちらから昇りどちらへ沈むのか?そんな答えの決まり切った質問をされたかのように、怪訝そうに片方の眉を歪めては背中の翼を最大限に広げてみせよう。成人男性2人ほどなら余裕をもってすっぽりと覆い隠せてしまう大きさのそれは、まさに獰猛な捕食者の象徴。「 はン。夢かどうか、教えてやるよ 」夢、そんなステレオタイプの台詞は聞き飽きているとばかりに、鼻から抜けるような一笑に付す。貴方が何事か反論するのが早いか、ギザギザの鋭い歯で貴方の肩辺りに服の上からガブリと噛みつく。自身にしてみれば挨拶代わりの甘噛み程度だが、無論服を破り皮膚を裂いた牙の感触は、軽傷と言えど確かに流血を伴わせて「 オラ、痛えだろ?」一旦口を離せば、唇に付着した血液をべろりと見せつけるように舐め取って。痛覚と現実がリンクする事を示唆しつつ、眉は歪めたままご機嫌そうに口角を吊り上げ「 にしても思った通りだ。悪くないぜ、手前 」飢えた獣が極上の餌に手を付けてしまったのだから、もう止まれる道理などどこにもない。凄まじい膂力で貴方を軽々と抱え上げれば、すぐ傍にあったベッドへと乱暴に組み敷いて「 今から喰う奴の名前なんてどうでもいいがよ。手前がどうしてもッてんなら、聞いといてやるぜ 」素直に名前の一つも問えない不器用さを、横柄な態度で雑に上塗りしつつ、味見の続きとばかりに首筋でも舐めようか。まさか貴方がそこに触れられることを嫌うなど夢にも思わず、否、知っていたとしても自身ならば無遠慮に触ってしまうのだろうが )
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